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Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

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若冲と蕪村/サントリー美術館

Sun.10.05.2015 0 comments
どうしても見たかったサントリー美術館の若冲と蕪村展。最終日の夕方に駆け込んで見てきました。フランスから帰国してから、日本美術の展覧会が面白くてたまりません。

今日は息子は両親に見てもらい、一人で身軽に行かせてもらいました。美術館に着くと入場制限が!入る迄に20分ほど並びました。中に入っても人でいっぱい!やっぱり最終日は混むなぁ。

若冲と蕪村は同じ年に生まれていて、来年は二人の生誕三百周年にあたるそうで、それを記念した展覧会でした。奇想の画家若冲と文人画の蕪村ではスタイルは随分違うけど、二人が同時期に活躍していた事を思うと、当時の画壇がいかに成熟していたのか想像できました。

二人は近くに京都四条通りのすごく近くに住んでいたけど、今のところ交流のあったことは確認されていないらしい。因に、その近くに円山応挙も住んでいたらしい。密な界隈。

若冲の水墨画は凄かった。太く力強く描くところと優しく描くところの強弱が凄い。画箋紙という特殊な滲みにくい紙を使った、節目描きという暈しのテクニックにも目を見張りました。更に、升目描きで描かれた象の絵もあったけど、どうしてこんな手の込んだ大変ものを描いたのか、不思議でなりません。それに、見た目は18世紀の作品とは思えないほど現代的です。しかも、水墨画と彩色画の二つでは技術は全然違うのに、どちらも極めてしまったようです。若冲はやっぱりただ者でないなぁ。もう一度、奇想の系譜を読み返したいと思いました。
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