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Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

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両親学級7回目 7eme preparation a la naissance et a la parentalite

Tue.03.09.2013 0 comments


フランスの数え方で35週8ヶ月目、日本の数え方では36週10ヶ月目になり、今日からいよいよ臨月に入りました!!

この日はPort Royal病院で麻酔科医との面談を受けた後、ガルサン先生との七回目の両親学級がありました。

旦那さんは、日曜日にサッカーをしていた時に目の周りを怪我してしまったので一緒に行けませんでした。なので今回は助産師さんと初めて二人きりでのコースでした。

内容は先週の出産後についての続きで、大半が授乳についてでした。以下、備忘録として先生から聞いたことを忘れないように書いておきます。


授乳について

・母乳をあげるのは簡単ではない

前回の両親学級が終わった後に、国が発行している母乳に関する小冊子(Le guide de l'allaitement maternel)を先生から読んでおくように渡されました。それを一冊読み、母乳についての基礎知識は一応身に付け、今回の授業に臨みました。

フランスでは日本ほど母乳が推奨されていません。母乳育児にもブームがあるらしく、フランスは何十年か母乳が下火だったのが、近年になって見直されてきてまた母乳派が増えてきているそうです。

ただ、仕事を産後三ヶ月で復帰する人もたくさんいるくらいなので、母乳育児の期間は日本よりもずっと短いようです。日本では長い人では二歳前後まで、場合によってはそれよりも長く母乳をあげる人もいるみたいですが、フランスだと長くて半年か一年みたいです。一部のフランス人の目には二歳くらいの大きさの赤ちゃんに母乳をあげる日本人の母の姿は、いつまでも子どもを赤ちゃん扱いする奇妙な姿と映ることもあるそうです。

私は母乳について前向きに考えています。いままで色々調べてみて、栄養面、実践面、経済面、産後の母体の回復、などなど色んな角度から母乳が良いという結論に至りました。なので、できるだけ長く母乳で育てたいと思っています。

母乳についてどのように考えているのかガルサン先生に聞かれたので、その旨を伝えると、まずは思わぬ一言が返ってきました。「母乳は理論だけ読んでると簡単そうに思えるけど、実際あげるのは難しいのよ!」

えー、そんなー、いきなり脅された!

前にフランス人のママの友だちからも同じようなことを言われた事があるし、今回はプロの助産師さんから言われたので更にビビりました。実際に母になったら母乳は自然に出て、赤ちゃんも吸えるように産まれてくるもので、自然にしていれば大丈夫だと思っていたので、甘く考えていたのかな、とちょっと反省。

因に、フランス人は出産前のおっぱいマッサージをしないみたいです。私が色んな日本人の友だちからやった方が良いと言われるので一応やっています。


・左右どちらから母乳をあげる?

母乳は左右の胸から交互にあげていく。そうすることで、刺激されて母乳が多く分泌されるようになる。


・クリーム

母乳をあげた後には必ず乳首に専用のクリームを塗る。乳首の荒れやひび(crevasse)を防ぐ為に必要。クリームには赤ちゃんが口に含んでも安全なものがあるので、それを選ぶこと。


・授乳の体勢

赤ちゃんの人形を使って授乳の体勢も習いました。細長い授乳専用のクッションを使う楽な姿勢をいくつか教わりました。

ポイントは、赤ちゃんの顔が乳房の正面にくるようにすることだそう。

特に未熟児の場合や赤ちゃんがまだ小さい時期には、赤ちゃんの吸う力がまだ弱いので、母乳を吸う際には、母親が乳房を絞って吸う手助けをしてあげること。ちゃんと吸えているようなら絞らなくても良いそう。

帝王切開の場合は傷口に注意して、横になってあげること。


・母乳をあげた時間をメモする

専用のノートを作り、母乳をあげた時間を必ずメモしておく。その際、飲んでいる時間は測ったりメモする必要はない。

大切なのは回数で、一日に八回以上飲んでいれば正常。


・どのくらいの量を飲んだか知るには?

赤ちゃんがどのくらいの量の母乳を飲んだかを知るのはとても難しいそう。

赤ちゃんが母乳を飲む「ごくごく」という音は初乳の時期の産後二、三日にはあまり聞こえないが、母乳が出始まると聞こえるようになる。

母乳を飲んでいる時間は、赤ちゃんの飲むスピードや量に個人差があるので参考にはならない。未熟児の場合には吸引する力が弱いので、吸うのに時間がかかる場合が多い。

量の目安になるのはうんち。うんちの量を見て、母乳をあげた回数とだいたい同じくらいの回数のうんちをしていたら、ちゃんと食べて排出もしていると考えて良い。

黄色のうんちは正常な色で、水っぽくても下痢ではない。


・生まれた直後の赤ちゃんの体重

赤ちゃんは最初の週に体重が落ちる事がよくある。でも、3000g前後で産まれてきた赤ちゃんが、はじめの数日で200gから300gほど減少しても心配する程ではない。


・授乳中のアルコール

アルコール大好きなイメージのフランス人ですが、助産師さんによると授乳中のお酒は赤ちゃんに大きな悪影響があるので、絶対に飲んでは駄目とのことでした。特に赤ちゃんの身体が小さい時には影響が大きいから、生まれて間もない頃は絶対ダメだそうです。

フランス人の友だちの中には夕方に搾乳してその日はその母乳のみをあげ、自分は夜酒を飲んで翌朝からまた母乳を再開する、というやり方をしている子が何人かいます。それならみんなやっているし良いのかな、と思ってその話を助産師さんにしたら、「勧めない(deconseille)」との返事でした。

妊娠期間の九ヶ月間(日本的な感覚だと十ヶ月間)、折角フランスに住んでいるのにお酒が飲めなくて、なんだか損した気分をしていますが、出産後もまだ飲めないなんて悲し過ぎて辛いです。

でも助産師さんに言わせると、産後はお酒を飲みたい気分にならないから大丈夫だそうです。本当かどうか出産後になってみないと分からないけど。産後も暫くはアルコールは飲まないつもりでいようと思います。


・授乳中のピーナッツ類

両親に食べ物のアレルギーがある場合は、授乳中にピーナッツ(arachide, cacahouete)やアーモンド(amande)などのナッツ類は食べてはいけないそうです。食べると子どもにアレルギーが出る可能性が高くなるらしいです。

私はアレルギーはないけど、旦那さんがキウイやメロン、ライチのアレルギーを持っているので、出産後はナッツ類は食べてはいけないとのことでした。

更に、アーモンドのクリームもアレルギーを誘発するそうで、使わない方が良いらしいです。

因に、妊娠中もできればナッツ類は食べない方が良いみたいです。でも、授乳期間中よりは影響は少ないので、それほど気にしなくても良いとのことでした。


夜泣き防止策

赤ちゃんは産まれたばかりの時には昼夜の区別がなく、寝起きのリズムはかなり不安定です。

生活リズムを覚えさせるには、光と音に気をつける事が大切だそう。昼は明るくて音のある環境に置き、夜は暗くして音もできるだけ立てないようにします。昼はたとえ赤ちゃんが寝ていても静かにする必要はなく、個室などの静かな環境に置くよりも両親が生活している部屋に置いて音を聞かせ、夜は授乳する時でも静かに光も暗い中で授乳するのが良いそうです。

体重が5kgを越すくらい大きくなると、深く眠れるようになります。


ベビーバス

私たちはベビーバスは買っていなくて、洗面台(lavabo)とお風呂で済ませようと思っています。助産師さんによると、はじめは洗面台を使用して、大きくなってきたらお風呂に一緒に入るようにすればベビーバスは用意する必要はないとのことだったので、安心しました。


洗濯洗剤

ベビーの服を洗うのは、大人と同じ洗剤ではなく、ベビー用や敏感肌用の洗剤を使用する。hypoallergenique(低アレルギー性)と書いてある洗剤を選ぶ。買ったベビー服は使用前に必ず一度洗うこと。

私はル・シャ(Le chat)というブランドが0歳児専用(1er age)の洗剤を出しているので、それを使ってみようと思います。

柔軟剤は使ってはいけないとの事でした。でも、このコースの後に、ル・シャから0歳児用専用の柔軟剤が出ているのを発見しました。それなら大丈夫だと思われる(自己判断)ので、使ってみようと思います。


来週の両親学級は最終回で、今までのおさらいをするそうです。


手作りスタイ

スタイ


ところで、この八月にスタイを作ってみました。全部リバーシブルで、四種類の型を使いました。

普段は裁縫はボタンを付けるくらいしかしないのですが、母になる、と思ったら急にやってみたくなりました。去年出産した裁縫が得意な後輩のマリちゃんに色々アドバイスをもらい、インターネットで型紙をダウンロードして作りました。

パリの家にはもちろんミシンはないし、裁縫道具は針と糸数色の最低限しか持ってきていないです。しかも、裁縫道具はこちらで買うとなぜか異様に高いので、限られた道具で作るしかありませんでした。

ベビー用品だと小さいから手縫いでもすぐ縫えるし、それにデザインを考えたりするのはすごく楽しかったです。留め具はマジックテープが手に入らなかったので、四つともボタンかリボンにしました。写真だとボタンをつける前の状態ですが。作るので一番大変、というか面倒だったのはボタンホールとリボン作りです。次はマジックテープを使いたいです。

生地はシャトレにある有名な手芸屋さんのla droguerieとマレにある何店かのお店で選びました。本当はメトロAnvers周辺がパリで一番大きな生地屋さん街になっていて、特にMarche Saint Pierreという店が有名なので行きたかったのですが、うちは左岸で遠いし、妊婦にモンマルトルは辛いと思って断念しました。私はパリの裁縫関係のお店に詳しくないし、妊娠後期であまり歩き回れないこともあり、結局メートル30ユーロ前後の高い布しかみつからず、かなり高くつくスタイになっちゃいました。

まだたくさん布が残ってるし、今後も色々作ってみたいです。

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