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Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

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つぐない / Atonement

Thu.08.08.2013 0 comments
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2007年のイギリス映画。イアン・マキューアンの小説「 贖罪」が原作。ジョー・ライト監督。

二次大戦前後のイギリスが舞台のロマンス&戦争映画。

イギリスの上流階級の別荘の場面から始まります。大学生で長女のセシリア(キーラ・ナイトレイ)と使用人のロビー(ジェームズ・マカヴォイ)は恋仲になっているけど、小説家を目指す13歳の妹ブライオニーが二人の仲を裂いてしまうという話。ある夏の夜にブライオニーの従姉妹が強姦されそう(された?)になり、ブライオニーは偏見と思い込みからロビーが犯人だと証言してしまい、ロビーは監獄へ送られる。

戦争が始まると、ロビーはノルマンディーの前線へ送られる。そしてイギリス帰還直前に死亡、セシリアも爆撃を受けたロンドンの地下鉄の駅で溺死します。ロビーが逮捕されてから、二人は二度と合う事ができませんでした。成長するに従って、ブライオニーは自分の犯してしまった罪の意識を強く感じるようになり、二人の事を小説に書く事によって少しでも罪を償おうとする、というあらすじです。


すごい良い作品でした!まずはストーリーがすごく良い。原作の小説が余程良くできているんだろうな。原作も読んでみたいです。ブライオニーの思春期ならではの残酷さが見ていて痛々しい。悲し過ぎるラストでは号泣でした。次の日の朝起きた時までセンチメンタルな気分を引きずっていた程です。

主演のキーラ・ナイトレイはすごく綺麗で上品で素敵でした。胸がないところも好感度大。ディナーの場面で着ていた緑のドレス姿は特に美しかった。その相手役のジェームズ・マカヴォイもかっこ良くて、お似合いのカップルでした。

そして映像もすっごく好みで綺麗。特に前半の別荘と、その庭の場面が美しかった。セシリアとロビーのシックな図書館での情事の場面も良いし、いなくなった従姉妹を探す夜の庭の映像はラファエロ前派の絵画みたいな怪しげな美しさでした。さらに、ノルマンディーでの、退却するイギリス兵でごった返す港でロビーが帰還する為の船を待っている場面も圧巻。戦闘シーンや爆撃シーンは一切ないけど、戦争の虚しさや不条理さが伝わってくる圧倒的な映像でした。

最高点!
★★★★★
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