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Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

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日本の新出生前検査

Wed.17.07.2013 0 comments
三月に私がパリの病院で受けた胎児にダウン症の可能性があるかどうかを調べる出生前の血液検査が、この四月から日本でも開始されたそうです。新出生前検査と呼ばれている検査です。結果次第でダウン症の子を出産するか中絶するかの選択に迫られる検査で、その善し悪しが問題になっていますが、私としては、それよりも日本の検査料が非常に高い事に驚きました。この検査、日本では保険がきかないので20万円程度かかるそうですが、フランスでは保険で全額カバーされて無料でした。

そして日本では検査を受けられる人が高齢出産の人や家族や親戚にダウン症の人がいる妊婦、又は他の検査で胎児にダウン症の可能性があるとされた妊婦に限られているそうです。一方フランスでは今30歳の私も受けられたので、おそらく検査を受けられる人の制限はないかと思います。

ダウン症のリスクは高齢出産になればなるほど高くなります。だから新出生前診断を必要としている人の中には、高齢出産の為に元々不妊治療で高額を注ぎ込んできた人たちも少なくないはずです。そういう人たちを主に対象とした検査に高額な金額設定をするのは、なんとも気の毒です。

検査の倫理的な議論もさることながら、これだけ検査料金が高いと、この検査自体がお金がある一部の人のみが受けられる検査になっていることも問題だと思います。ニュースを見る限り、高額な検査料はあまり問題視されていないようですが、これは経済格差による医療格差で、その事自体も議論に値する問題のように思われます。

日本の出産事情を見ていると、あらゆる検査が保険適応外で、出産にお金がかかり過ぎるといつも思います。出産がビジネスになってしまっているようです。少子化対策に本気で取り組むなら、出産費用を下げるというのがまず当然なされるべき事ではないでしょうか。日本にもっと産みやすい国になって欲しいです。

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