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Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

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産科の登録と初診 (la premiere inscription et la premiere consultation prenatale)

Mon.25.03.2013 0 comments
フランスの数え方で12週三ヶ月目の終わり、日本の数え方だと14週四ヶ月目に入りました。


妊娠初期の経過

たいていの妊婦さんは二、三ヶ月目がつわりのピークで妊娠期間中でも最も辛い時期だそうですが、私は幸いほとんどつわりがなく、比較的楽な妊娠初期を送ることがきました。この間は毎日大学の授業があり、ずっと気が抜けない状況でしたが、一度も授業を休む事なく行けて良かったです。

二月の終わりには旦那さんと週末に二泊三日で友だちの住んでいるアムステルダムへ行き、全く問題なく旅行を楽しめました。三月上旬には二週間母がパリへ来て、その間三泊四日でアルザスへ行きましたが、この時も元気でした。

ただ、二月の終わりから旦那さんが仕事の都合で三ヶ月間日本へ帰ってしまいました。その間、大きな問題はなかったものの、一人で心細かったです。


病院登録

さて、タイトルの本題に入って、初めての病院訪問の話を書きます。

ポール・ロワイヤル病院へ着くとまず、直接PMIの受付へ行き、病院の登録手続きを行いました。この登録により病院での出産が受け付けてもらえ、お会計も全て保険でカバーされるようになります。

何かと書類を大量に用意させるのがフランス式だけど、今回も登録の為に大量に持って行きました。用意した書類は以下です。

- 身分証明証一点(une piece d’identite)
- 家族手帳(livret de famille) (戸籍謄本の事。私たちは日本人カップルなので日本の戸籍謄本をフランス語に法廷翻訳したものを用意しました。)
- 保険証と保険証の証明書(carte et attestation de carte vitale)
- 任意共済保険証(carte mutuelle)
- 住居証明(justificatif de domicile)
- 血液検査の結果(tous les resultats d’examens sanguins prescrits)
- もしある場合は超音波検査の結果(compte-rendu de l’echographies eventuellement)

フランスでは、公的機関に書類を提出する際、書類にケチをつけられて提出し直し!なんて話が頻繁にありますが、今回は幸い一回で全部okをもらえました。


妊娠生活についての説明

待合室へ移動し緊張しながら診察を待っていると若いインターン(stage)生に名前を呼ばれました。担当の助産師さんとの診察の前に、色々と説明してくれるとの事でした。担当してくれたのは、二十代中盤くらいの明るくて可愛らしい女性でした。フランス語で病気や身体の器官の名前など知らない専門用語連発だったのでどうしようかと思いましたが、その都度分からないと言っても嫌な顔一切しないで丁寧に教えてくれました。彼女が担当で良かったです。

内容は私と旦那と両親の病歴や今までの妊娠の経過に関する基本的な問診と、体重、身長、血圧測定、子宮頚管、子宮口と胸の内診、妊娠生活を送る中での注意点についての説明などでした。特に、食べてはいけない食べ物に関して丁寧に説明してくれたのが良かったです。食べ物に関しては後日ブログでまとめて紹介します。また、この時に母子手帳(carte de maternite)ももらいました。


担当の助産師さん(sage femme)の診断

インターンの子の説明の次は、いよいよ担当の助産師さんの診断です。医者と助産師との権限の違いは通常の妊娠の場合にはなく、問題のある妊婦さんのみを医者が担当するそうです。

幸いにも、今のところ私には大きな問題がないので、助産師さんのオー先生(Madame Hau)が担当してくれる事になりました。とても感じの良い四十歳前後の女性で、フランス語もわかり易く話してくれるので安心しました。

因に、フランスでは超音波検査は専門の医者(echographiste)によって行われるので、定期検診の際には行われません。

担当の助産師さんの診断は、インターン生が行ってくれたくれた事の確認程度でした。何か不安要素があるかどうかも聞かれ、妊娠中の一時帰国について聞いた所、六ヶ月目以降は勧めないとの事でした。私は五ヶ月目のGW中に二週間帰国する予定だったので、その事を告げると飛行機の中で履く為の医療用の加圧ストッキングを二ペアを処方してくれました。足のむくみ対策に普段から毎日このストッキングを履くように言われました。妊娠中には足がむくみ易くなり、血行が悪くなりがちですが、フランスではむくみが日本以上に懸念されているようで、よく妊娠中の話題に上ります。この先生が処方してくれた加圧ストッキングは驚くほど効果があり、十二時間のフライトの後でも全くむくみませんでした!これについては後日ブログでアップします。

胎児にダウン症(la trisomie 21 foetale)の可能性があるかどうかを調べる出生前の検査をしたいかどうかも聞かれました。検査は血液検査と超音波検査の二種類から成ります。超音波検査の方は専門の医師によって行われます。胎児がダウン症だと分かった場合は、その子を出産するか中絶するかのという決断に繋がることもあります。この検査には倫理的な問題が含まれていて、胎児がダウン症かどうか出産前に知りたくないという人もいるので、検査を受けるかどうかは任意です。なので、検査をするには同意書に妊婦のサインが必要でした。私はサインして検査する事にしました。

最後にオー先生との来月から出産前月までの毎月の検診の予約も一度に全て取りました。定期検診は完全予約制なので、次回からも検診の為に長時間待つ事はないので嬉しいです。


血液検査と尿検査

検診の後には血液検査と尿検査を行いました。私は先月の血液検査でトキソプラズマが陰性と出たので、以後は毎月血液検査でチェックしていくということでした。


なんと、会計をしなくていい!

全ての診察と検査が終わり、お会計所はどこですか?と看護婦さんに聞くと、「お会計は無料だからしなくて良いです。そのまま家に帰っていいのよ。」との返事。フランスでは出産にかかる費用が無料ですが、一度お金を支払ってから払い戻されるのかとイメージしていたけど、それは間違いで、私の産院では、初めからお金を払う必要がなかったのです。看護婦さんの説明を聞いて、一瞬「??」となりましたが、状況を飲み込んだ後は画期的なシステムにとっても関心しました。払い戻しの手間もかからないし、会計の為に待つ事もないので、待ち時間を極力減らしたい妊婦にとって非常に快適です。

初めての産院訪問でしたが、担当の助産師さんにも病院の施設にもフランスの保険制度にも満足できました。日本でもフランスでも自分の産院に満足できず不満を漏らす人もいますが、私の場合は運よく良い先生と良い産院に出会えたようで安心しました。
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