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Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

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Fra Angelico et les Maitres de la lumiere, Musee Jacquemart-Andre

Fri.16.12.2011 0 comments
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ジャックマールアンドレ美術館で開催されているフラ・アンジェリコの展覧会を見て来ました。
フラ・アンジェリコは大学生の時にフィレンツェのサン・マルコ修道院へ行ってからすごく好きになった画家だし、彼の生きたゴシックからルネッサンスへの変遷期の時代にもとても面白味を感じるので、とても楽しみにしてました。





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実は2週間前にもこの美術館へ来たのだけど、寒い中一時間以上待ちだったので、日時指定の前売り券を買って今日出直して来ました。
この日時指定券は時間通りに行けば並ばなくてすぐ入れる便利なシステムです。

周りの来館者はほとんどお年寄り。
パリではこの種の渋めの展覧会になると、一気に年齢層が上がります。

フランスでは意外な事にフラ・アンジェリコの展覧会は初めての開催だそう。
15世紀の作家だからまず残された作品の数が少ないし、現存している作品も壁画が多いので、彼の展覧会がパリで見れること自体がすごい事です。

展覧会ではフラ・アンジェリコの作品25点を中心に、彼の師であるLorenzo Monacoや同時代のPaolo Uccello、Filippo Lippi、それに後継者Zanobi Strozzi等の作品が展示されてました。
ウフィッツィが持っているフラ・アンジェリコの"Thebaide"など、イタリアを中心にヨーロッパ各地から作品が集められていました。

ロレンツォ・モナコやウッチェロの良い作品もあったけど、やはり何と言ってもフラ・アンジェリコの作品群がすごく良かった。
とにかく、いつも色が美しい。
鮮やかな赤や青、又は優しいピンクや水色の上に金彩が挿し色で加えられる。
それにシンプルな構図も上品で良い。
ドミニコ会の修道士だった彼の題材は常にキリスト教で、根底に流れているのはゴシックの伝統だけど、遠近法をうまく取り入れたり人間的な人物の表情を描いたりしているのは、クアトロツェントの時代の雰囲気が反映されています。
このゴシックとルネッサンスの狭間にいる感じがたまらない。

フィレンツェ以外で彼の作品がこんなにたくさん見れるなんて貴重な経験でした。

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