プロフィール

enna

Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ

スポンサーサイト

--.--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

FIAC 2011

Wed.26.10.2011 0 comments
f1_20111024060907.jpg



フランスで最大のコンテンポラリーアートフェア、FIACを見てきました。
10/20木曜日に開幕し、私は最終日の23日に行きました。
去年に引き続き二回目の参加です。

メインとなっている会場はGrand Palais。
サブ会場として、去年まではルーブルの中庭に特設会場も設けていましたが、今年は改装中の為、代わりにグランパレの2階も使われていました。
会場が大幅に狭くなったため、今年は参加ギャラリーの数もぐっと減って昨年の190いくつから165に縮小したそう。

更に、チュイルリーとJardin des Plantesでも作品を公園や庭の中に展示する企画も同時に進行。
植物園は今年初めての協力です。

それにしても、行ったのが日曜日の最終日だったのでめちゃくちゃ混んでました...!!
15時頃にグランパレに着いた時には既に長蛇の列。
前売り券を買ってなかったので寒い中1時間も待つ事に。
その上チケットの値段がなんと32€!! あり得ない... 高過ぎるでしょ...。
それにも拘らずパリ中の人が詰めかけるなんて、FIACはパリジャンたちに浸透しているイベントになっている証拠です。




f2_20111024060907.jpg



やっとの事で会場に入ると、まずは正面にいきなり大御所ガゴシアン・ギャラリー様。
展示しているのは暗いけど写真の左にも映ってるリキテンシュタインやウォーホール、ダミアン・ハーストといった誰でも知ってるようなアーティストの作品がずらり。
流石の資本力です。




f3_20111024060906.jpg



ガゴシアンにあったDan Colenの作品。
Flowers and paint on canvasとある。
お花が使われてる?




f5_20111024060906.jpg



でた。いつも派手なGalerie Perrotin。
今回の展示、はっきり言って気持ち悪い。
緑の大きなオブジェ、その後にゴシック風の塔、更に後に村上隆のカラフルな絵。
この組み合わせは消化不良を起こしそう。

ペロタンでは今ちょうど村上の展示が始まったところ。
しょっちゅう彼の展覧会をしてます。




[広告] VPS




こちらは私がパリで一番好きなギャラリーyvons lambert。
ここは表現をミニマルに抑えた上品で良い作品を扱ってる事が多いです。
今回もよかった。

画像はMircea Cantor。
他にはヴィルヴィオラとか。




f16.jpg



フランスの中で最も権威のある現代美術の賞、Marcel Duchamp賞の候補作品が並べられたコーナーより、先に取り上げたMircea Cantorの展示。
イヴォン・ランベールで良いな、と思った作家が大賞を取ってました。




f7_20111024060905.jpg



NY Matthew Marks Gallery
ほんとう、どうでも良いんだけど、私の持ってるワンピと同じ物を着てるお姉さんがいたので隠し撮り。




f17.jpg



Grand Palais2階へ上がってきました。
この2階は昨年までは展示は行われていなかったけど、ルーブルの特設会場の代わりに展示されてるエリアです。
今年はルーブルへの移動がなくて楽だったし、ギャラリーの数も絞られていたので、見やすかったです。




f18.jpg



Milano Kaufmann Repetto Gallery
Pae Whiteの作品。
吊るされた鏡の裏にはカラフルな紙が貼付けられてる。
絶え間なく反射した部分が移り変わる。




f9.jpg



唯一の日本のギャラリーTake Ninagawa。
展示は田尾創樹の一色。
彼の作品、久しぶりに見たけど、見る度に気が抜ける!笑
膝の力が抜けちゃう感じ。
フランス人にこのセンスは伝わるのでしょうか。

昨年は日本からも小山登美男やHiromi Yoshiiさんら3ギャラリーがFIACに出展していましが、今年はTake Ninagawa一軒のみ。
これも日本のアート市場の狭さを反映しての事でしょう。
日本人としては寂しいです。




f19.jpg



さて、グランパレを出てもフィアックはこれだけじゃ終わりません。
Champs Elysee Clemanceauのメトロの出口横には、家具のギャラリーのみを集めた別会場。
写真はGalerie Pascal Cuisinier。
"deux interieurs francais d'avant garde 1954-1958"というタイトルの展示。
この感じ、すごい好き。

この別会場以外にも、"Art Elysee"と称してグランパレに入り切らなかったギャラリーが別会場に集められていました。




f20.jpg



さてさて、以上、FIACへ行った感想をかなりざくっと書いてみました。

前回も思ったけど、このアートフェア、あんまり冒険心がないように思う。
有名どころの作家の作品が多過ぎる。
全体的にコマーシャルで、多くのギャラリーが必ず少しは確実に売れる作品を出しているように感じます。
確かに、FIACの出展料は他のアートフェアと比べてもかなり高いようなので、ギャラリー側としては確実に数字を取らなければいけないという、などの事情もあるようです。
そのせいで、どうしても知名度のある作家の作品を出す事になる。
今回もポップアートとかたくさんあったし。
でも、少なくとも私としては知ってる作家の見たことあるような作品ばかりで刺激が少ない。
パリには他にもAffordable Art Fairとか若手のギャラリストが若手作家の作品を出展してるようなアートフェアが他にもあって、まだ無名だけど良い作家を発掘できるような楽しみを味わえます。
そういうのってアートフェアの醍醐味だと思うんだけど、FIACでその点があんまりないのが残念。

私は今年行けなかったけど、チュイルリーと植物園の野外展示、見たかったな。

それにしても、32ユーロって高いよなぁ...。
この値段でパリジャンがたくさん集まるのが不思議。

ぐだぐだ書きましたが、なんだかんだ言って来年も気になって見に来るような気がします。


おわり







スポンサーサイト

« Ble Sucre その4 - Home - Salon du Chocolat 2011 »

- comments
0 comments
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

- trackbacks
0 trackbacks


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

topTop

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。