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Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

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両親学級6回目 6eme preparation a la naissance et a la parentalite

Thu.29.08.2013 0 comments
フランスの数え方で34週8ヶ月目、日本の数え方で35週9ヶ月目に入りました。

ガルサン先生との六回目の両親学級です。今回も先生と旦那さんと私の計三人での一時間の個人コースです。

8月中は先生がバカンス中だったので、両親学級も約一ヶ月間お休みでしたが、今週から再開しました。全8回のコースなので、今回を入れてあと3回です。


本日のテーマは「出産直後の母体」でした。


出産後の母体の二大トラブル

出産後に母体に起こる二大トラブルは悪露と産褥熱。

悪露(seignement)では、生理よりも多量の出血が3、4日続き、その後も二週間前後多少の出血があるそう。

二つ目は産褥熱。多いのは尿路感染(infection urinaire)で、回避するには水をたくさん飲む事が大切だそう。

そしてレアケースだけれど、気を付けなければならないのは子宮からの感染(infection d'uterus)による産褥熱。これは産後十日から十五日後に発熱があるそう。痛みを伴う発熱の場合は、直ぐに病院へ行くこと。


母乳

母乳が出なくなる最大の要因はストレス。なので、母乳をたくさん出す為にも、産後は旦那や家族など周りの人に協力してもらってリラックスして休む事が大切。産後は赤ちゃんの事を最優先させて考えがちだけど、時には自分の事も大切にするべき。これはいかにもフランスの助産師さんらしい発言でした。

母乳をあげた後に赤ちゃんが泣いている時、母親よりも父親に抱かれた方が落ち着く場合もあるそう。母親に抱かれると母乳の匂いがして、どうしても本能的にお乳を探して飲もうとしてしまうが、父親だと母乳の匂いがしないので、早く落ち着く事もあるのだとか。

母親が摂った栄養素はすべて母乳に含まれるから、食べるものには注意が必要。特に夜にはたくさん食べて、夜間の母乳に備えるて体力を付けること。


・カルシウム

母乳をあげている期間で特に必要な栄養素はカルシウム。

ただし、牛乳の飲み過ぎには気をつける事。一日に半リットル以上は飲まない事。それ以上飲むと、ラクトースの摂り過ぎで赤ちゃんが下痢になる可能性があるそう。

なので、カルシウムは牛乳だけでなく、チーズやヨーグルト、ブロッコリーなどカルシウムを多く含む野菜など色々なものから摂取すること。

因に、妊娠中にもカルシウムをたくさん摂る事が必要だけど、牛乳の量には制限はないそう。


・鉄分

鉄分も母乳をあげている期間に特に必要な栄養素の一つ。

私は妊娠六ヶ月目から鉄分不足による貧血気味で、貧血予防の為に鉄分と葉酸のサプリメントを飲んでいますが、出産後二、三週間はサプリメントを飲むのは控えた方が良いそう。

ミネラルの摂取にも注意が必要で、私の今飲んでいるミネラルを多く含む水エパー(Hepar)は産後は飲むのを止める。


会陰

フランスでは世界でも稀な産後の会陰回復に力を入れている国です。出産前に会陰ストレッチやマッサージというのがあり、産後には保険で全額が補償される会陰再教育(reeducation perineale)プログラムがあるほどです。

一般的に、アジア人女性の会陰は西洋人のよりも繊細で、出産時に切れ易いそう。私も三回目の超音波検査の際に先生から会陰切開になる可能性が高い、と言われたので、かなり恐怖を感じています。

先生に会陰切開を防ぐ対策はないか、と聞いたら、会陰を柔らかくするストレッチをしたら多少は会陰が柔らかくなるからしておけば、と言われ、やり方を教わりました。

尿が出ているのを急に止めるように会陰に力を入れる→力を抜く、というのを繰り返す地味なストレッチです。

効果があるか不明ですが、あと出産まで一ヶ月の間、地道にたまにやってみようと思います。


抜け毛

産後には髪の毛がたくさん抜けるそう。抜け毛は短い人で二ヶ月、長い人では六ヶ月間続くが、一時的な事なので気にしないこと。


ベビーブルー

赤ちゃんとの新しい生活に慣れずに鬱状態になるのは産後によくあること。慣れない子育てで母親としての自信が持てなかったり、妊娠と出産の疲れが取れない内に始まってしまった子育てへのストレスが原因になることが多いそう。

でもベビーブルーはよくあるし全然恥じる事じゃないので、もし悩んでしまった場合は周りの人に相談すること。もし周りに話せる人がいなかったら、相談できる国の機関もあるから利用すると良い。

そして大抵の場合ははじめの一ヶ月で終わる。


次回も出産直後についてだそうです。

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産科定期検診6回目 6e consultation prenatale

Mon.26.08.2013 0 comments


フランスの数え方で34週8ヶ月目、日本の数え方で35週9ヶ月目に入りました。

Port Royal病院、担当の助産師さんオー先生との六回目の最後の検診です。


最近の体調

ここ一ヶ月程で、急激にお腹がでてきました。お腹が重い事もあり、何をしてもすごく疲れ易くなりました。夜寝れない事も疲れを悪化させているようです。

あと、股関節が痛くなってきて、足が少しだけつることがあります。

以前よりも家事をするのも大変で、特に立ちっ放しの料理や食器洗い、掃除が辛いです。先週末から急に気温が下がった事もあり、身体がしんどくなってしまったので、最近は旦那さんに甘えさせてもらって、家事はできるだけやってもらっていて、すごく助かっています。

相変わらず少量ですが鼻血が出易いです。

胎動も変わらず頻繁にありますが、最近は赤ちゃんが大きくなってきていて、動きがすごく重くなってきています。手足を延ばす度に子宮が思いっきり引っ張られて痛いほどです。


体重が増えていない!

検診内容はいつもと大体同じでした。

体重は先月の検診の時と同じ47キロで、妊娠前からプラス5キロに留まりました。先月に比べてお腹は大きくなってきているし、食欲もあるのでたくさん食べているのですが、なぜか増えていなくて驚きました。

ちょっと心配になりましたが、先生は胎児の大きさも理想的だし、ちゃんと食べているなら大丈夫とのことでした。


ホメオパシー、ナックス・ボミカ

最近、一番辛いのは夜寝れない事です。私は以前から不眠症気味で、特に日本で働いていた時には全く寝れない事があるほど酷かったですが、欧州に来てからはかなり改善されていました。でも、最近は一ヶ月後に迫った出産とこれから新しい生活が始まる事に対する期待と不安で緊張しているみたいで、なかなか寝つけなかったり、一度寝ても3時から5時の間に起きてしって、その後なかなか寝れない事が多々あります。

助産師さんにこの不眠症の相談をしたら、ホメオパシーが処方されました。ナックス・ボミカ(Nux Vomica)というレメディー(ホメオパシーの薬)で、寝る前に5錠飲むように言われました。

ホメオパシーは日本ではあまり馴染みのないものですが、欧州では一般に広く浸透していて、頭痛や風邪の軽い症状などに薬の代わりとして日常的に使われています。レメディーの成分は基本的には自然のものなので、医薬品よりも身体の負担が少なく安全と考えられています。外国人の友だちとの普通の会話の中でホメオパシーの話題が出る事もありますが、一般的には欧州ではホメオパシーは安全で身体の負担が少ない、というポジティブな印象が持たれているようです。

日本では科学的に効果が実証されていないという理由もあって、一部の人にはネガティブなイメージもあるようです。私は専門的な事は分かりませんが、軽い症状の時にはホメオパシーも有効な医療行為の一手段になり得るのではないかと思っています。医薬品を全否定してホメオパシーだけに頼るのは行き過ぎていると思いますが、逆にホメオパシーを全否定するつもりもないです。

ということで、私はホメオパシーに対して特に抵抗感がないので、使ってみる事にしました。

薬局へ行くと、処方箋を持っていたので、ホメオパシーの金額は健康保険で全額カヴァーされました。因に、このホメオパシーは処方箋がなくても薬局で買えるもので、保険なしでも定価は一箱2.02ユーロでした。


その夜、早速レメディーを試してみました。結果は、寝付きもよく、朝8時まで熟睡でした。久々に夜一度も起きませんでした。

このブログを書いているのは検診日の翌日なので、まだ一度しか試していませんが、効果が持続すると嬉しいです。ホメオパシーの効果について、また後に書こうと思います。


ホメオパシーは体質改善にもなるらしいです。長年、不眠症に悩まされてきましたが、これを期に不眠症が治れば本当に嬉しいです。そんな上手い話があるか分かりませんが。

その後、ネットでナックス・ボミカについて色々と調べてみました。不眠症以外にも二日酔い、消化不良、頭痛、つわりなどにも効果があるようです。


マグネシウムのサプリメント

股関節痛がある事と、足が軽くしびれる事があるのを相談したら、マグネシウムのサプリメントが処方されました。Thalamagというサプリで、主要成分は魚のマグネシウムのようです。服用量は一日二カプセルです。

マグネシウムは便秘対策にも良いそうです。私は二ヶ月前から貧血防止に鉄分と葉酸のサプリも出されているのですが、この鉄分のサプリがくせ者で、かなり腸の機能を低下させています。今まで便秘予防でミネラルを多く含むエパール(Hepar)というコントレックス系の硬水を飲んでいましたが、マグネシウムのサプリはもちろんHeparより強力なので、もうこの水は飲まなくても良いそうです。

後から調べたら、マグネシウムはストレスや不眠にも効果があるみたいです。

カルシウムとマグネシウムのバランスも大切みたいで、カルシウムを摂り過ぎるとマグネシウムを摂取しにくくなる、とかそういう話もあるみたいです。栄養バランスって奥が深くて難しいです。


オー先生との最後の検診

さて、今回でオー先生とは最後の検診でした。

この後は、来週に麻酔科の先生との面接、そして出産予定日の一週間前に、モニタリングなどを行う直前検診があります。直前検診は他の先生が担当されるそうです。臨月でも検診はその一回だけです。もし問題が起きた場合は、予約なしで病院の救急へ直接行きます。

オー先生は、すごく優しくて感じが良くて、フランス語も分かり易くていつも笑顔の大好きな先生だったので、これが最後だと思うと寂しいです。外国で、分からない事だらけで手探りで始まった妊娠でしたが、オー先生が担当になってくれて本当に良かったです。

最後に先生に感謝を伝えると、あなたは特に問題もなくて大変じゃなかったし、担当できて良かったと言ってくれました。無事に出産が済んで、入院期間中に先生に時間が合ったら病室まで会いにきてくれるそうです。そして退院後も予約したら、先生と面会する機会が取れるとのことでした。


気付けば出産まであと一ヶ月ですが、今までを振り返ると特に大きな問題もなく、順調な妊娠経過を送ってきたな、としみじみ思いました。あと一ヶ月、このまま出産まで順調に進みたいです。

贖罪

Sun.25.08.2013 0 comments
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久々の邦画

フランスで上映中の日本映画、贖罪を映画館で見てきました。日本だと2011年にWOWOWで全五話の連ドラとして放映され、すでにDVDも発売されているようですが、私が見たのは海外の映画として再編集されたインターナショナル版です。他の国は知りませんが、フランスでは現在、前編と後編の二本に分けて同時上映されています。前後編合わせて271分の長編でした。

普段は邦画ばかりか日本語のテレビやドラマすら見る機会がないし、インターネットでそういうのを積極的に見たりもしないので、久々の母国語の映像で見ていてすごい楽でした!


パリのミニシアター

フランスでの上映は今年6月頃に始まり、はじめは大きな映画館でも少しやっていたようですが、今の時期はパリでも数件のミニシアターで上映しているだけです。私の住んでいる5区はミニシアターが多くあるエリアですが、今までほとんど行った事がなかったので、行ってみる良い機会になりました。

一本目は近所のCensier-DaubentonにあるミニシアターCinema la Clef、二本目はSaint MichelにあるLe Saint Andre des Artsで見ました。

どちらもアングラなマニアックな雰囲気の映画館でした。Cinema la Clefの方は映画ファンと思われる年配の方がカップルや一人で来ているのが目立ちました。


演技派の女優陣

映画はすごい面白かったです。

原作は湊かなえの小説で、映画監督は黒沢清、主演は小泉今日子。全体が五部構成に分かれていて、それぞれの章の主演が蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴、最後にキョンキョンでした。

インターナショナル版(フランス版?)では蒼井優と小池栄子の二章が前編、残りが後編でした。見ている内にどんどん面白くなっていく作品で、前編を見たら後半が気になって気になって、翌日に後編を見に行ったほどです。

あらすじは長いし複雑なので、割愛させて頂きます。

主演女優が皆さんの演技が良くて、時に安藤サクラと池脇千鶴がすごかったです。安藤サクラの役は引きこもりで頭がおかしくなっちゃう子の役だったけど、あんなにキモく演じられる女優はなかなかいないと思います。それに姉の夫を寝取って子どもまで作るという、池脇千鶴の悪女っぷりも良かったです。


子どもが事件を目撃したとき

小学生の子どもを失った麻子(小泉今日子)は事件の目撃者の四人の子どもたちが事件の手がかりを何も提供できない事に苛立ち、代わりに贖罪をしろと迫ります。か弱い存在の子どもたちは更にプレッシャーをかけられ、その後の人生にもこの事件が相当な重みになってしまいます。

小さい子というのは多感で、強烈な事件を目の当たりにすると大人以上にショックが強くて、事件直後にすべき事の判断ができないし、その経験が後の人生に強烈な影響を及ぼす、という事を考えさせられました。小池栄子は犯人の顔を覚えていたけど、事件の後は混乱していて証言できなかったと語っていました。ちょうど先日見たイギリス映画「つぐない」でも、主人公の思春期の女の子が強姦事件を目の当たりにしてショックのあまり混乱し、現実とは別の証言をしてしまうのですが、それと同じような精神状態だと思いました。

WOWOWは、これだけ質の高い連続ドラマを作っているのか、と感心しました。


湊かなえの原作

映画を見た直後、「贖罪」の話を家庭教師の生徒にしたら、偶然にも原作を持っているという事で貸してもらいました!原作が気になっていたので、借りたその日の内に一気に読みました。湊かなえの文章は読み易かったです。

原作は麻子の気持ちの変化に焦点が当てられていて、映画よりも一貫性がありました。でも、結論から言うと、映画の方が面白かったです。映画は四人の女の子のストーリーをもっと深く掘り下げていって、それを演技派の女優が演じていたので、より色彩豊かな出来になっていたと思います。

私の中で、映画は原作を超えられない、と言う原則があったのですが、この作品は原作を超えてるレアケースだと思いました。最近「レ・ミゼラブル」と「薔薇の名前」の映画を見たのですが、二本とも悪くはなかったけど、絶対に原作は超えられない、と思っていたところなので、更に唸らされました。


かなり好きです。
★★★★☆

プロヴァンス物語 マルセルの夏 / La Gloire de mon pere

Sat.10.08.2013 0 comments
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マルセル・パニョルの自伝「少年時代の思い出」(Souvenirs d'enfance)の一部、「La gloire de mon pere」の映画化。イヴ・ロベール監督、1990年の作品。

続編の「Le chateau de ma mere」と一緒に、三年前か二年前に語学学校の授業で断片的に見た事があったので、この映画を見るのは二度目でした。ちょっとセンチメンタルなマルセルの少年時代を美しい南フランスを背景に描いていて、初めて見た時から大好きになってしまった作品です。

20世紀の初頭、マルセルが少年時代を過ごしたマルセイユが舞台。夏休みに入り、一家はマルセイユ郊外へ長期でバカンスを過ごしに行きます。周りに何もない山小屋で、家族と叔父伯母夫妻と一夏を過ごす、という贅沢な夏休みが題材になっている映画です。

大した事件が起こる訳でもなく、終始ほのぼのとした調子です。景色もバカンスの過ごし方もすごく素敵。一時大戦前の平和なフランスを垣間みれました。

最後にマルセルはバカンスから現実の生活に戻りたくない、と駄々をこねますが、その様子が現代のフランス人と全く同じなのが面白かったです。フランス人は百年前から変わってないなと。

山で贅沢な夏休みを過ごす、愛情溢れる美しいファミリーの姿に癒される映画です。
★★★☆☆

つぐない / Atonement

Thu.08.08.2013 0 comments
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2007年のイギリス映画。イアン・マキューアンの小説「 贖罪」が原作。ジョー・ライト監督。

二次大戦前後のイギリスが舞台のロマンス&戦争映画。

イギリスの上流階級の別荘の場面から始まります。大学生で長女のセシリア(キーラ・ナイトレイ)と使用人のロビー(ジェームズ・マカヴォイ)は恋仲になっているけど、小説家を目指す13歳の妹ブライオニーが二人の仲を裂いてしまうという話。ある夏の夜にブライオニーの従姉妹が強姦されそう(された?)になり、ブライオニーは偏見と思い込みからロビーが犯人だと証言してしまい、ロビーは監獄へ送られる。

戦争が始まると、ロビーはノルマンディーの前線へ送られる。そしてイギリス帰還直前に死亡、セシリアも爆撃を受けたロンドンの地下鉄の駅で溺死します。ロビーが逮捕されてから、二人は二度と合う事ができませんでした。成長するに従って、ブライオニーは自分の犯してしまった罪の意識を強く感じるようになり、二人の事を小説に書く事によって少しでも罪を償おうとする、というあらすじです。


すごい良い作品でした!まずはストーリーがすごく良い。原作の小説が余程良くできているんだろうな。原作も読んでみたいです。ブライオニーの思春期ならではの残酷さが見ていて痛々しい。悲し過ぎるラストでは号泣でした。次の日の朝起きた時までセンチメンタルな気分を引きずっていた程です。

主演のキーラ・ナイトレイはすごく綺麗で上品で素敵でした。胸がないところも好感度大。ディナーの場面で着ていた緑のドレス姿は特に美しかった。その相手役のジェームズ・マカヴォイもかっこ良くて、お似合いのカップルでした。

そして映像もすっごく好みで綺麗。特に前半の別荘と、その庭の場面が美しかった。セシリアとロビーのシックな図書館での情事の場面も良いし、いなくなった従姉妹を探す夜の庭の映像はラファエロ前派の絵画みたいな怪しげな美しさでした。さらに、ノルマンディーでの、退却するイギリス兵でごった返す港でロビーが帰還する為の船を待っている場面も圧巻。戦闘シーンや爆撃シーンは一切ないけど、戦争の虚しさや不条理さが伝わってくる圧倒的な映像でした。

最高点!
★★★★★

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