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Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

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FIAC 2011

Wed.26.10.2011 0 comments
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フランスで最大のコンテンポラリーアートフェア、FIACを見てきました。
10/20木曜日に開幕し、私は最終日の23日に行きました。
去年に引き続き二回目の参加です。

メインとなっている会場はGrand Palais。
サブ会場として、去年まではルーブルの中庭に特設会場も設けていましたが、今年は改装中の為、代わりにグランパレの2階も使われていました。
会場が大幅に狭くなったため、今年は参加ギャラリーの数もぐっと減って昨年の190いくつから165に縮小したそう。

更に、チュイルリーとJardin des Plantesでも作品を公園や庭の中に展示する企画も同時に進行。
植物園は今年初めての協力です。

それにしても、行ったのが日曜日の最終日だったのでめちゃくちゃ混んでました...!!
15時頃にグランパレに着いた時には既に長蛇の列。
前売り券を買ってなかったので寒い中1時間も待つ事に。
その上チケットの値段がなんと32€!! あり得ない... 高過ぎるでしょ...。
それにも拘らずパリ中の人が詰めかけるなんて、FIACはパリジャンたちに浸透しているイベントになっている証拠です。




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やっとの事で会場に入ると、まずは正面にいきなり大御所ガゴシアン・ギャラリー様。
展示しているのは暗いけど写真の左にも映ってるリキテンシュタインやウォーホール、ダミアン・ハーストといった誰でも知ってるようなアーティストの作品がずらり。
流石の資本力です。




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ガゴシアンにあったDan Colenの作品。
Flowers and paint on canvasとある。
お花が使われてる?




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でた。いつも派手なGalerie Perrotin。
今回の展示、はっきり言って気持ち悪い。
緑の大きなオブジェ、その後にゴシック風の塔、更に後に村上隆のカラフルな絵。
この組み合わせは消化不良を起こしそう。

ペロタンでは今ちょうど村上の展示が始まったところ。
しょっちゅう彼の展覧会をしてます。




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こちらは私がパリで一番好きなギャラリーyvons lambert。
ここは表現をミニマルに抑えた上品で良い作品を扱ってる事が多いです。
今回もよかった。

画像はMircea Cantor。
他にはヴィルヴィオラとか。




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フランスの中で最も権威のある現代美術の賞、Marcel Duchamp賞の候補作品が並べられたコーナーより、先に取り上げたMircea Cantorの展示。
イヴォン・ランベールで良いな、と思った作家が大賞を取ってました。




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NY Matthew Marks Gallery
ほんとう、どうでも良いんだけど、私の持ってるワンピと同じ物を着てるお姉さんがいたので隠し撮り。




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Grand Palais2階へ上がってきました。
この2階は昨年までは展示は行われていなかったけど、ルーブルの特設会場の代わりに展示されてるエリアです。
今年はルーブルへの移動がなくて楽だったし、ギャラリーの数も絞られていたので、見やすかったです。




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Milano Kaufmann Repetto Gallery
Pae Whiteの作品。
吊るされた鏡の裏にはカラフルな紙が貼付けられてる。
絶え間なく反射した部分が移り変わる。




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唯一の日本のギャラリーTake Ninagawa。
展示は田尾創樹の一色。
彼の作品、久しぶりに見たけど、見る度に気が抜ける!笑
膝の力が抜けちゃう感じ。
フランス人にこのセンスは伝わるのでしょうか。

昨年は日本からも小山登美男やHiromi Yoshiiさんら3ギャラリーがFIACに出展していましが、今年はTake Ninagawa一軒のみ。
これも日本のアート市場の狭さを反映しての事でしょう。
日本人としては寂しいです。




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さて、グランパレを出てもフィアックはこれだけじゃ終わりません。
Champs Elysee Clemanceauのメトロの出口横には、家具のギャラリーのみを集めた別会場。
写真はGalerie Pascal Cuisinier。
"deux interieurs francais d'avant garde 1954-1958"というタイトルの展示。
この感じ、すごい好き。

この別会場以外にも、"Art Elysee"と称してグランパレに入り切らなかったギャラリーが別会場に集められていました。




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さてさて、以上、FIACへ行った感想をかなりざくっと書いてみました。

前回も思ったけど、このアートフェア、あんまり冒険心がないように思う。
有名どころの作家の作品が多過ぎる。
全体的にコマーシャルで、多くのギャラリーが必ず少しは確実に売れる作品を出しているように感じます。
確かに、FIACの出展料は他のアートフェアと比べてもかなり高いようなので、ギャラリー側としては確実に数字を取らなければいけないという、などの事情もあるようです。
そのせいで、どうしても知名度のある作家の作品を出す事になる。
今回もポップアートとかたくさんあったし。
でも、少なくとも私としては知ってる作家の見たことあるような作品ばかりで刺激が少ない。
パリには他にもAffordable Art Fairとか若手のギャラリストが若手作家の作品を出展してるようなアートフェアが他にもあって、まだ無名だけど良い作家を発掘できるような楽しみを味わえます。
そういうのってアートフェアの醍醐味だと思うんだけど、FIACでその点があんまりないのが残念。

私は今年行けなかったけど、チュイルリーと植物園の野外展示、見たかったな。

それにしても、32ユーロって高いよなぁ...。
この値段でパリジャンがたくさん集まるのが不思議。

ぐだぐだ書きましたが、なんだかんだ言って来年も気になって見に来るような気がします。


おわり







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Salon du Chocolat 2011

Mon.24.10.2011 0 comments
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Porte de Veresailleで開催されているサロン・デュ・ショコラへ行ってきました♪
一年に一度のこのイベントへずっと行きたかったのですが、パリ三年目にして初めて行けました!

今日まで4日間の日程でしたが、最終日の今日に駆け込みました。
会場前には長蛇の列!
昨日のFIACもすごい人でしたが、こちらも負けず劣らずすごい人。
でも昨日と違って前売り券を持っていたので待たずに入れました。




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まずはチョコで作られたオブジェをいくつか。

これはジャンポールエバンによるチョコで作ったベット!
シーツのドレープの表現がすごい。




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チョコの靴!




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チョコのドレス!
流石モードの国、フランス。

私たちは見れなかったけど、チョコドレスのショーも行われてるそう。




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チョコの滝!




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会場の中はチョコラティエのブースでいっぱい!

色んな所で少しずつ試食させてくれます。




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お花屋さん、ではなくて、チョコやキャンディーでできたお菓子を売ってます。




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こちらはアイスのコーンを焼いてる!
焼きたてコーンにチョコレートアイス!
美味しそう過ぎる!




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バラの形のチョコラ!




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箱に入れて、とってもオシャレ♥




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小さいメカをくるくる回して削るチョコ。
独創的。




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いつでも美しいピエール・マルコリーニのマカロン。




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こちらもピエール・マルコリーニ。




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前住んでいたVaugirardにある大好きなショコラティエ、ムシュー・ショコラ。
ここのチョコマカロン、最高に美味しいです!




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スヌーピーみたいなわんちゃん♪
もちろんチョコでできてます♡




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アオキ・サダハルでは大判焼きをアレンジした名付けて「東京焼き」(違ったかも...)を販売。
外の皮が抹茶風味で中がチョコ!
あまりに美味しそうなので購入。うまい!
他にも抹茶入りクロワッサンも買いました~

隣にいた日本人の奥様軍団も興奮して買いまくってました。




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アオキ・サダハルで配っていた抹茶チョコに集まる子どもたち。
いまはちょうどToussaintというフランス版のハロウィンで、学校が休みになっています。
それもあってこのイベント、とにかく子どもがめちゃ多かった!
チョコを山ほど試食できるこのサロンは、子どもにもっては夢の国なんでしょう。

因にこの右端の変な顔してる女の子、抹茶チョコを食べて「何コレ。変な味。」と言ってました。笑
私も食べたけど、めちゃくちゃ美味しかったのに、抹茶を食べ慣れてないフランス人の子には風変わりだったみたい。




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ヨックモック発見!
ブースの作りも担当のお兄さんお姉さんの態度と服装も、ぜんぶ超日本の百貨店的。
この一角だけ日本から持って来たみたいでなんかほっとした!
是非ヨックモックをフランスに広めて欲しいです。
頑張れ、ヨックモック!

他にも日本のショコラティエは何件かブースを持ってました。




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ショコラレシピを紹介するデモンストレーションをするコーナー。
写真はイギリスのGuの発表中。
ところでこのショー、かなり段取りがなってなくって面白かった。
デモンストレーションが始まっているのにシェフの人が火の付け方が分からなくて司会の人に聞いたり、鍋が足りなくなって司会の人が裏に取りに行ったり。
マイペースな人たちです。笑

たっぷり楽しみましたが、試食のし過ぎで半分くらい見た時点で既にキャパを超えました。
食べさせてもらえるのは全部食べた事と、ジャンポールエバンが美味し過ぎて食べ過ぎたのが原因かと思われます。
やっぱり有名店のチョコは旨いなあ。
でも、もう一ヶ月くらいはチョコ食べなくて良いかも。
今後来る事があったら、次回は美味しそうなものだけ吟味して試食しようと思います。





Henri Sauvage : ateliers d'artistes Studio Building (1926-1927)

Thu.20.10.2011 0 comments
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Auteuilの辺りまで行ったので、近くにあるアンリ・ソヴァージュの晩年の代表作品、アトリエ集合住宅を見てきました。

彼は若い頃にはナンシーにあるマジョレル自邸(1898)のようにアール・ヌーヴォー・スタイルの建築を建てていましたが、20世紀に入ると徐々にモダンスタイルの作品を設計ようになりました。
階段状の集合住宅を考案した事で知られ、代表作にはrue Vivinのアパルトマンやデパートのla Samaritaineがあります。




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アトリエ付きのメゾネット型の部屋が50も入っているそう。




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アパルトマンの入り口。
茶色のグラデーションがきれい。
タイル装飾にはG & B de Boulogne Billancourt社の陶土が使われているそう。




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グレーやマロンなど色んな色のタイル。
これまでの作品にはなかったような多色使い。




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角に配された大きな窓ガラスは光をたくさん取り入れる為に付けられたとのこと。

アパルトマンの部屋は未だにアトリエとして使われてアーティストたちが住んでいるのでしょうか。
中はどうなっているのかな?
気になります。



ateliers d'artistes Studio Building
65, rue La Fontaine, 75016 Paris




Pierre Herme : Tarte Garance

Wed.19.10.2011 2 comments
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今日のエルメ

やっぱりエルメのケーキは裏切らない
いつも感動を与えてくれます

タルトの名前のGaranceは、あかね色の意味。

キャラメル×シナモン味のムースにサクサクタルト。
中にはたっぷりイチジクとフランボワーズが。

甘さ控えめです

Hector Guimard : Hotel Guimard (1909)

Tue.18.10.2011 0 comments
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Metro JasminからMichel Ange Auteilの方へrue Mozartを歩いていたら、見覚えのあるこの建築、ギマール自邸の前を通りかかりました。
私は学部の卒論でギマールについても触れたので、大学生の時に一生懸命に地図を見ながらこの建築を見に来ていたのでした。
実に6年振りの再会。
なんだか懐かしい場所に帰ってきた気分になりました。




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以上に高い玄関。
一階にはギマールの自宅兼事務所が設けられていたそう。




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横の扉は異様に小さい。




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rue Mozard側の壁に彫られた薄れてきたサイン。




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上を見上げると。
6階建てです。




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villa Fore側。
この建物は三角形の土地に建てられているそう。

Hotel Guimard
122, rue Mozart et villa Fore




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話は変わりますが、この界隈には画家の名前が冠された通り名が多い。
ミケランジェロにプッサン、ジェリコーにジロデ通り。
なんだかテンション上がります。




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プッサン通り。




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ジロデ通り。
ミケランジェロやプッサン通りに比べて道幅が狭く、長さも短い。
画家の実力が通りの大きさにも反映されるという事でしょうか。
結構シビアな世界です。






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