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ロンドンに留学中の妹がパリへ遊びに来たので、旦那さんと三人で美味しいと評判のクスクスのレストランへ行ってきました。
クスクスは元々、マグレブに住むベルベル人の伝統料理。
フランスは前世紀にアルジェリアとチュニジアを植民地にしていたので、パリにはこの地域の料理を出すレストランがたくさんあります。
まず、食前酒はアニス。
私も妹も大食漢でないので、前菜は3人で2皿を分けました。

avocado et crevette
生のアボカドにエビ入りのソースをかける。
アフリカ料理なのかな??
単純な料理だけど、すごく美味しい!
店員さんにソースは何が含まれているのか聞いたら、マヨネーズとケチャップを混ぜただけ、と言っていたけど本当かな。

bricpue aux oeufs
フライした薄皮にナイフを入れると、とろけた目玉焼きが出てくる。
中に一緒に入っているオリーブの実とパセリとの相性も抜群!
妹が特に気に入ってました。

couscous royal
そしてメイン!
お肉が4種類も入っていて、このお店で一番豪華なクスクスを注文。
子羊が2種類、牛も2種類。
特に子羊が臭みがなく美味しかった!
付け合わせの野菜とクスクスはおかわり自由です。
因に私たちはお腹いっぱいで、おかわり出来ませんでした。
ちょっと濃いめのアルジェリア・ワインとも相性が良かった。
テーブルを見渡してみると、フランス人のお客様の中にはこの量を一人で食べてしまう人もいたけれど、私たちはこれを3人でシェアしました。
それでも充分お腹いっぱい!
大満足のディナーでした。
大人数でしか食べられないので、また誰かがパリへ遊びに来た時、一緒に行きたいです。
↓メトロ、バスティーユ駅の近く。
Address: 19 Rue Keller, 75011 Paris, France
Phone: 01 47 00 53 62
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旦那さんのインタビューが掲載されている雑誌「建築と日常」について、池袋ジュンク堂にポップが置かれているそうです。
「~をはじめとした、そうそうたる顔ぶれ」と書かれてます。
その中にうちの旦那さんの名前も並んでる。笑
ありがたい事です。
↓「建築と日常」の編集者の方が書かれているブログに写真が掲載されています。
http://d.hatena.ne.jp/richeamateur/20091028
パリのお洒落なお店、coletteでKarl Lagerfeldが普通に買い物をしているところに遭遇しました!
白い長髪を一つに縛り、首をすっかり隠すスタンドカラーの白シャツにサングラス、グローブ。
雑誌やテレビで見る姿と同じ。
彼のただならぬオーラに寄せ付けられ、右手を差し出したら笑顔で握り返してくれました!
そして咄嗟に覚えたてのフランス語で話しかけた。
「あなたのデザインと音楽のセンスが好きです。CDも持ってます。」
という感じのことを言ったら通じたようで、
「Ah, oui.」と返してくれた!
右手からただならぬ気が流れてくるように感じます。
嬉しい!!
colette
http://www.colette.fr/

学校の近くにあるキッシュ屋さんで食べたオニオンと葱とコンテのキッシュがとっても美味しくて忘れられず、家でも作ってみました。
ちょうどソルボンヌの授業で先生がキッシュ・ロレーヌのレシピをくれたので、それを見てアレンジしました。
フランス語のレシピで作る、初めてのお料理。
生地から作って少し時間がかかりましたが、焼きたてはサクサクでコンテも溶けて美味しい!
またアレンジして他のキッシュも作りたいです。

Etang aux Carpes 鯉の池から見た宮殿
パリのGare de Lyonから電車で40分。
少し遠出をしてフォンテーヌブロー宮殿まで遊びに行ってきました。
何世紀もの間、歴代のフランス王に使用されていたこの宮殿には、ルネサンス様式を初めとして各時代の室内装飾、絵画、それに建築様式を一度に見れて、とっても面白いところでした。

宮殿正面入り口、馬蹄形の階段

Galerie de Francois 1er フランソワ1世の回廊
私としては、ここが一番面白かった!
16世紀前半に当時のフランス王、フランソワ1世がロッソ・フィオレンティーノやプリマティスらフィレンツェのアーティストを呼び寄せて作らせた回廊。
15世紀まで盛んだったゴシックとも、ヴェルサイユで見られるようなバロックとも違う独特の様式でした。

Galerie de Francois 1er フランソワ1世の回廊に描かれたロッソによるフレスコ画の一つ
トーガを身につけた古代ローマ人が描かれている。
他のフレスコもギリシャ、ローマを題材に扱っています。
中世のフランスではこのようなテーマが題材になることはまずなかったけれど、イタリアからルネサンスが伝わってきて、新しい様式が作られたことが感じられます。

Salle de Bal 舞踏の間

Chambre de l'imperatrice 皇后寝室
16世紀末から19世紀まで、歴代の王妃が使用していたという寝室。
アンリ4世の妻マリー・ドゥ・メディシスからマリー・アントワネット、更にナポレオンの妻ジョゼフィーヌたちまで使っていたという。

マリー・アントワネットの私室
他の部屋に比べて小振りなこの部屋は、宮殿のハイライトの一つには入らないけれど、装飾が繊細で、デザインも可愛らしかったので印象に残りました。

玉座の間
フランスの王に加えて、ナポレオンもこの宮殿に暮らしていたそう。
左右に並んだ金の柱の上には、”N”の文字、その上に彼が幼少の頃に飼っていた鷹が。
ちょっと脱線するけど、この部屋にいたら、彼の生涯を描いた映画「ナポレオン」のことを思い出しました。
フランス人の映画監督、アベル・ガンスの1927年の作品で、音声なしのサイレント映画。
ナポレオンのキャラクターが良く分かるし、サイレントだけれど決して飽きずに見れる。
オススメです。