プロフィール

enna

Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ

スポンサーサイト

--.--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブラック・スワン

Sun.15.09.2013 0 comments
ブラック


フランスのテレビチャンネルFrance 2でやっていたので見ました。

ダーレン・アロノフスキー監督の2010年のアメリカ映画。ナタリー・ポートマン主演。
有名作品なので、あらすじは割愛します。

前半は黒鳥になりきれないニナ(ナタリー・ポートマン)の苦悩する姿が痛々しくて、ナタリー・ポートマンの演技も良かったけど、後半にニナが幻覚を見るようになってからは、絵が動き出したり足が曲がってきたり、安っぽいホラーみたいなノリになってきて醒めました。こんな精神不安定な子にプリマドンナは務まらないでしょと思いきや、最後は初回の公演が大成功、といかにもハリウッド的なハッピーエンドに終わりました。

★★☆☆☆
スポンサーサイト

The Broken Circle Breakdown / Alabama Monroe

Sat.14.09.2013 0 comments
Alabama-Monroe.jpg


OdeonにあるUGC Dantonという映画館で見てきました。本当はVavinの映画館へ見に行こうと思ったのですが、ブルバール・モンパルナス沿いでストライキがあってバスが止まってしまっていたので、急遽映画館を変更しました。最近、時間があるので家でたくさん映画を見ていますが、子どもが産まれたらなかなか映画館へ行けなくなると友人からアドバイスをもらい、出産前に行っておくことにしました。

フランスの映画館ではたいてい映画が始まる直前まで映画館の中には入れず、外で待つ事になります。UGC Dantonもそのタイプの映画館でしたが、今日は雨が降っていたこともあり外で待つのは臨月の妊婦にはしんどかったので、映画館の人に中で座りたい、と言ったら笑顔で特別に椅子を用意してくれて中で待たせてくれました。こんなところまで妊婦に対応が親切で嬉しかったです。そいういえば、今日はバスで80歳以上のかなりのおばあさんが「次で降りるから」と席を譲ってくれる、ということもありました。

さて、この映画はallocineというフランスの映画紹介サイトで観客の評価が一番になっていて、トレイラーを見たら音楽が気持ち良さそうだったので選びました。

原題は「 The Broken Circle Breakdown」で「Alabama Monroe」はフランス語タイトル。日本ではまだ公開されていないようです。Johan Heldenberghの同名の舞台を映画化した作品だそう。今年のベルリン映画祭では最優秀ヨーロッパ映画賞とパノラマ部門観客賞を受賞しています。監督はベルギー、ゲント出身のFelix Van Groeningen。1977年生まれで、まだ三十代半ばの若い監督です。映画の舞台もゲントで、言語はフラマン語でした。

あらすじは簡単に書くと、ブルーグラスのバンドでバンジョーを演奏しているディディエと、タトゥー屋さんで働く彫り師のエリザが出会い、恋に落ち、結婚して子どもを作ったけれど、その子が七歳という若さで死んでしまう。そして子どもを失った悲しみに堪えられなくなってしまったエリザも自殺未遂の末に植物状態になってしまう、という悲しいラブストーリーでした。

とにかく辛くて悲しくて、背景には切ない音楽が流れる。その音楽が辛さや悲しみを煽っているのか和らげているのか、その両方なのか分からないけど、音楽のせいでますます心を揺さぶられる。そんな映画でした。すっごく良かったです。

ブルーグラスというのはアメリカのカントリー・ミュージックの一ジャンルで、主人公のディディエはBill Monroeを敬愛しています。フランス語タイトルもそこから来ています。

子どもを失った後の二人の失望、怒り、不安が見ていて痛々しく、更にその死を乗り越えられなかったエリザも死んでしまう、という最後は辛過ぎました。妊婦の見る映画ではなかったです。

そして、金髪の可愛い女の子が病気で死ぬ、という反則技を使っているので、映画館にいた周りの人はみんな泣いていました。白血病で病気が進むにつれて髪の毛がどんどん抜けて最後にはスキンヘッドになってしまう子どもの姿は見ていられなかったです。一緒に見ていた旦那さんも、珍しく鼻をズルズルさせながら号泣していました。もっと涙もろい私は、子どもが死んでしまう中盤から最後までは断続的に泣きっぱなしでした。

家に帰ってから早速インターネットの音楽サイトDeezerでサントラを探したらあったので、夕ご飯を食べながら聴いていたら、旦那さんと二人で映画を思い出してしんみりしてしまって、珍しくほとんど話しもできませんでした。

すごくオススメです。
★★★★★

匿名レンアイ相談所 / Les emotifs anonymes

Thu.12.09.2013 0 comments
emotifsanonymesaffiche.jpg


ジャン=ピエール・アメリス監督2010年のフランス映画。イザベル・カレとブノワ・ポールブールド主演。

主人公のジャン=ルネは小さなチョコレート工場を経営しているものの、恋愛にかけては異常にシャイ。デートの最中も汗が気になって何度もシャツを着替えたり、途中で逃げ出したりしてしまう。そしてそれを悩んでカウンセリングへ通っている。

一方、アンジェリックはショコラティエとしてすごく才能があるけど、同じくあがり症で人に注目されると倒れてしまうほどで、グループセラピーへ通っている。

この映画は、そんな極度のあがり症で臆病な男女が、周りの助けを借りて恋を実らせるラブコメでした。ほのぼのした雰囲気の中、不器用な二人を「頑張れ!」と応援したくなります。80分でさくっと終わるのも良かった。

あとでネットで調べたら、実はこの映画の監督自身が以前アガリ症だったそう。そして、10年前には「匿名アガリ症の会」(映画の原題と同じ)という会に参加していたんだとか。だからこんなにアガリ症の人たちの気持ちの伝わる映画になってるのだと納得しました。

かなりオススメです。
★★★★☆

クリスマス・ストーリー / Un conte de Noel

Wed.11.09.2013 0 comments
un-conte-de-noel.jpg


2008年のアルノー・デプレシャン監督のフランス映画。150分。
フランス北部でリール近郊のルーベ(Roubaix)が舞台。

フランスの最近の映画に多い波乱に富んだファミリーものでした。

演技の上手な人ばかりが出演していて、特に「潜水服は蝶の夢を見る」主演のマチュー・アマルリックが良かったです。カトリーヌ・ドヌーヴの意地悪ひねくれ母も良かった。

★★★☆☆

テス / Tess

Sun.08.09.2013 0 comments
tess.jpg


ロマン・ポランスキー監督の1979年のイギリス映画。arteで見ました。原作はイギリス人のトーマス・ハーディの小説「ダーバヴィル家のテス」。

19世紀の終わりのイギリスが舞台。田園風景がメインで、映像がシンプルで綺麗。186分の長編で、話が進むのがゆっくり。

テスの短い一生が不幸過ぎて、見ていて辛かった。テスはアレックスに無理矢理孕まされたのに、それを許せないでいつまでもテスを待たせるエンジェルはちょっと酷いと思った。それにしても、若い可愛い女の子が権力持ってるおじさんに良いようにされる、という構図は見ていてむかついてくる。

最後の逮捕シーンはなぜストーンヘンジなのか、唐突で謎だった。

テスを演じるナスターシャ・キンスキーは撮影時にはまだ十代だったらしいけど、年の割にはすごく演技が良かった。それに品があって美人で良かった。

個人的には好きでも嫌いでもない作品だった。
★★☆☆☆

topTop - Next Page »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。