プロフィール

enna

Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ

スポンサーサイト

--.--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Gallaratese Housings, Aldo Rossi

Sun.08.01.2012 0 comments
5_20120109034900.jpg


今回はミラノ郊外にあるAldo RossiとCalro Aymonino設計のガララテーゼについて。このミラノ旅行中はアルド・ロッシが設計した方の棟に住んでいる知人の家に滞在させてもらいました。とても有名な建築ですが、住人でないと普通は中に入って見学できないので、たいへん貴重な経験をさせて頂きました。

ガララテーゼはミラノの中心からは少し外れた所にあって、メトロ1号線で西側へ行き、San Leonardoという駅を降りてすぐの所にありました。ガララテーゼの周りもいわゆる郊外の風景で、他にも大きな集合住宅がありました。








6_20120109034859.jpg


等間隔に柱が並ぶピロティからは、かなり無機質な印象を受けました。







2_20120109034902.jpg







1_20120109034902.jpg


ガララテーゼの直ぐ隣は住民だけが使える庭になっています。この庭はとても広く、建物が緑の中に建っているような印象です。私たちが行ったのクリスマス前後だったので、ほとんどの樹が裸になっていて寂しい感じがしましたが、春夏には緑が、秋には紅葉が綺麗だそうです。ヨーロッパでは日本と違って常緑樹が少なく冬になると葉が落ちてしまう樹が多いので、冬の風景は寂しくなります。







DSC_0117_convert_20120109035744.jpg


知人の家ではイタリア人がクリスマスの時期に食べるケーキ、パネットーネを頂きました。何度かスーパーへ行ったけど、どのスーパーにもパネットーネが大量に売っていて、買っている人をたくさん見ました。知人の話ではTre Marieというパネットーネが一番美味しくてお勧めという事でした。ケーキはスカスカしていて見た目よりも軽くて美味しかったです。中には小さく切ったドライフルーツのようなものが入っていました。最近はパリのお菓子に慣れてしまったので、今回のイタリア旅行で見たケーキはとても素朴に見えました。

さて、これでミラノについての記事は最後にしようと思います。次回はビツェンツァでのパラーディオ建築巡りについて書きます。




スポンサーサイト

Chiesa Santa Maria Presso di San Satiro

Sun.08.01.2012 0 comments
DSC_0086_convert_20120106190826.jpg

Chiesa Santa Maria Presso di San Satiro / サンタ・マリア・プレッソ・サン・サーティロ教会

今回はイタリア・ルネサンスを代表する建築家ドナト・ブラマンテが設計したミラノのサンタ・マリア・プレッソ・サン・サーティロ教会について書きます。この教会はドゥオモにも近いVia Torinoというお店が建ち並び、たくさんの人で賑わっている通りを少し脇道に入った所にありました。その通りは若者で溢れかえていてマクドナルドなんかもあり、本当にこんな繁華街にブラマンテの建築があるのかしら、と思っていたら本当にありました。しかもスニーカーショップのチェーン店、Foot Lockerの後に隠れていました。500年以上前に造られた文化財と現代の都市生活がナチュラルに共存しています。イタリアのこういう感覚がすごく面白いです。さて、教会の名前の由来になっている聖サーティロは、前回のブログで書いた四世紀にミラノ司教だった聖アンボワーズの兄弟だそうです。教会の建立は1472年から1482年にかけて。ファサードを中心として建物の大部分はGiovanni Antonio Amadeoの設計、後陣だけブラマンテが担当したそうです。元々画家を志していたブラマンテは当時ミラノに到着したばかりで、この後陣の設計は建築家の仕事として最初期のものです。トロンプルイユ(騙し絵)が使われていことで有名ですが、どんなトロンプルイユが使われているのか知らなかったので、行ってみて見事に騙されました。







bra0.jpg


中に入りました。内部はよく見られるラテン十字プランのようです。







san-satiro-apse-trick-cc-antmoose.jpg


どんどん進んできました。これがブラマンテが担当した後陣です。

でも、あれ、なんか奥行きがおかしいような気がする...。







bra3.jpg


横から見ると。あっ!奥行きが全然ない!なんと、この後陣全体がトロンプルイユだったんです!







bra_20120106192151.jpg


プランを見ると、実際の後陣は80cmしかないのです。それをトロンプルイユによって最大10mの奥行きに見えるように設計しているとのこと。設計当初から後陣の後に大通りがあり、土地の制約が大きかった為にブラマンテが工夫を凝らしたそうです。初め教会に入った時には全く分からなかったです。本当、見事に騙されました。私だけでなく、五百年以上もこの教会を訪れた人々を驚かせ続けていると思うと感慨深いです。ブラマンテはミラノに来る前、画家を目指していた頃には遠近法を研究していたマンテーニャの元で学んでいたというから、絵画の遠近法を三次元の空間に応用して設計したみたのでしょうか。ブラマンテだけでなくイタリア・ルネッサンスの芸術家たちは絵画と建築、彫刻など多分野に渡って制作するのが普通でしたが、この後陣はブラマンテが絵を描いていたからこそ実現したのではないかと思いました。





Unite d'habitation, Marseille

Sun.18.12.2011 0 comments
3_20111214140227.jpg




少し前ですが、仕事でカンヌへ行き、その帰りにマルセイユへ遊びに行って来ました。
マルセイユで泊まるなら、絶対ユニテに泊まるしかない!!ので泊まって来ました!





2_20111214140228.jpg






5_20111214140226.jpg



屋上のプールは想像していた以上に小さかった。
それに浅い。
泳ぐ用ではないのですね。

プールの上は保育園。
めちゃめちゃハイセンスな保育園。





6_20111214140226.jpg





7_20111214140320.jpg



すごく大きな換気塔。





8_20111214140319.jpg



3rd&4th floorにはスーパーや文房具屋、本屋、家具屋、画廊など、いろんなお店が入っている。
ホテルとレストランもこの階にありました。
アパルトマンが一つの都市になってるって、こういう事だったのですね。

写真はLe Ventre de l'architectというレストランの中。
ミシュランにも載ってるお洒落なヌーベルキュイジーヌでした。

因に朝のビュッフェもここで食べました。





4_20111214140227.jpg



お部屋の鍵はモデュロールのキーホルダー付き。





9_20111214140319.jpg



部屋の中。
初のコルビジェお泊まりです。





1_20111214140229.jpg



Firminy-Vert

Sun.20.11.2011 0 comments
2_20111115023804.jpg



Unite d'Habitation

Lyon3日目の最終日はまたまた郊外まで足を伸ばしてコルビジェを見に行って来ました。
フィルミニはコルビジェが都市計画を担当した街。
市内数カ所にコルビジェが設計した建築がいくつか点在してます。

日曜や祝日には10:30と15:00からのガイドツアーが催されていて、それに参加すればUnite d'HabitationとEglise St. Pierreの中へ入ます。
詳しくはこちら
私たちが行った11/1はフランスの祝日だったので、10:30開始のガイドツアーを目指してリオンを出発。
10:30のツアーにぎりぎり間に合う時間の電車に乗りましたが、なんと電車の到着が遅れてフィルミニに着いたのは11時頃。
全然間に合わない!
次のツアーは15時なので、時間があり過ぎ。
ちょー悲しいけど、ツアーには参加できず、外観だけを見ました。

気を取り直して、まずは他のコルビジェの建物と離れてるUnite d'Habitationへ。
マルセイユやドイツにあるユニテのシリーズの一つ。

駅から坂道を30分くらい登ってやっと到着。
ラトゥーレットへ行った時も同じ位登ったので、この旅行ではたくさん歩いてなんだか健康的。





3_20111115023804.jpg



Unite d'Habitation

モデュロールなど、Corbusierの絵が描かれた壁画





4_20111115023803.jpg



Unite d'Habitation

ここに住む子どもたち





5_20111115023802.jpg



Unite d'Habitation

住人たちが家から見える景色。





6_20111115023802.jpg



Unite d'Habitation

裏側





7_20111115023801.jpg



Unite d'Habitation

エレベーターホール

ガイドツアーには参加できなかったけど、中に入れるところは行ってみました。





8_20111115024425.jpg



Unite d'Habitation

屋上
鍵がかかっていて入れなかった





9_20111115024425.jpg



Unite d'Habitation

家の入り口

赤、青、黄、緑、黒の扉がずらりと並んでる。





10_20111115024424.jpg



L'Eglise Saint-Pierre

次はユニテダビタシオンのある丘を下りて来て教会へ。

ここはコルビジェ生前に予算とが足りなかった事と、コルビジェの案を技術的に完成できなかった事から、未完のまま放置させていて、最近になって完成されたそう。





11_20111115024424.jpg



L'Eglise Saint-Pierre

コルビジェの他の教会、ラトゥーレットとロンシャンがすごく良かったので、ここも中に入りたかったー!
くやしー!!





12_20111115024423.jpg



Piscine!
プール好きとして、コルビジェプールで泳いでみたかった...





13_20111115024423.jpg



Maison de la Culture, 1955-1965





14_20111115024715.jpg



Maison de la Culture, 1955-1965





15_20111115024715.jpg



Stade, 1955-1968

地元の人が何人かジョギングしたりしてました。



たくさんのコルビジェを見れて面白かったけど、どこも内部見学出来なかったので、折角遠出してきたのにちょっと心残りが出来てしまった...。



Lyonの街

Fri.18.11.2011 0 comments
今回のリオン旅行で印象に残った建物をいくつか。




1_20111114072553.jpg



まずはローマの遺跡。
リオンの2000年以上の歴史を感じさせる遺構。

Fourviereの丘とよばれる高台にあります。





3_20111114072552.jpg



ローマ遺跡って、たいてい石がごろごろ転がっていて単色の風景になりがちだけど、私たちが行った時期には紅葉がとーっても綺麗で単調になりがちなローマ遺跡の風景を華やかにしていました!

日本の紅葉は「紅」という字が使われてるだけあって赤が強いけど、リオンの紅葉は黄色っぽい印象。





5_20111114072551.jpg



Vieux Lyon / 旧市街
スタッコ壁のカラフルな建物。

パリではこういう雰囲気の建物は見ないので、新鮮。





4_20111114072552.jpg



Vieux Lyon / 旧市街
リオンに来た目的の一つは旧市街のトラブールを見る事だったけど、実際に私有地が多くて見学できる箇所は限られていました。
いつかトラブールをくぐり抜けて川沿いまで出て見たい。





1_20111115040400.jpg



Vieux Lyon / 旧市街







6_20111114072551.jpg



Jean NOUVELLE, Opera





9_20111114080939.jpg



Renzo PIANO
レンゾピアノによるリオンの北のエリア一帯の再開発区域。
レジデンスと共に現代美術館や映画館、ヒルトンホテル、カジノ、会議場、展示場などなど、様々な施設が入ってる。





10_20111114080939.jpg



Renzo PIANO





7_20111114072550.jpg



Halle Tony GARNIER

中はイベント会場になってます。
音楽のコンサートなども開かれている。

トニー・ガルニエはリオン出身。
私たちは行かなかったけど、リオンにはMusee Urbain Tony Garnierという博物館もある。





8_20111114080940.jpg



Halle Tony GARNIER

たまたまSalon de Vinが開催されていたのでついでに参加。
リオン在住のお友だち、ひさよさんも一緒に行って、3人でブルゴーニュ中心に試飲しまくり。
最後はべろんべろんになってふらふらしながら帰りました。





11_20111114080938.jpg



酔っぱらいながら歩いた川沿いの景色。
良い夜だったなぁ。






topTop - Next Page »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。