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Author:enna
2013年6月ソルボンヌ大学美術史学部を卒業、10月にはパリで男の子を出産予定。

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Concert de charite pour les sinistres du seisme, salle I a l'UNESCO

Mon.11.04.2011 0 comments
昨日(4/10)、東日本大震災の被災者の為に募金を募るコンサートのボランティアをしました。
有志のミュージシャンの方々に加え、震災後、日本を支援する目的で結成されたJAPONAIDEという団体、そしてUNESCOパリ主催のイベントでした。
今回、私たちはJAPONAIDEのメンバーである、お友達の日系フランス人Emiさんに声をかけてもらって参加しました。

私も被災された方たちの為に何かしたい、ともどかしく思っていたので、このイベントをほんの僅かながらお手伝いする事が出来て嬉しかったです。

会場はパリ、ユネスコの第一会議室。
なんと1400人も入るという大会場でした。

私は案内係で、旦那さんは募金箱の係を担当しました。
ボランティアは開演の二時間前に集合。
開場になってからはあれよあれよという間にお客様が来て下さり、結局満席近くまで席が埋まりました。
客層はフランス人の他にも在仏日本人や他の外国人もいらっしゃいました。

開演してからはまず、被災地のPVが流され、仏日英語での挨拶、そして黙祷がありました。

演奏のプログラムは以下。


武満徹:弦楽のためのレクイエム

ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調

*休憩*

ドボルザーク:交響曲第9番「新世界より」

オーケストラ JAPONAIDE
指揮:阿部加奈子
ピアノ:萩原麻未


オーケストラの方たちもボランティアで集まったそう。
冒頭の挨拶でお話されていましたが、指揮者の阿部さんがこのイベントの趣旨をfacebook上に書き込んだ所、数日の内に、様々な国から何百人もの有志が参加したいと返事をしてくれたそうです。
当日、開場に着いてから知ったのですが、演奏者の中には最近知り合った留学中の日本人の方もいらっしゃいました。

演奏はとても素晴らしかったです。
準備から本番まであまり時間がなかったし、ミュージシャンたちも色んな所から集まっているはずなのに、本当に素敵でした。
時間的なデメリットを超えて、演奏者の心が一つになっていたのかもしれません。
会場も本来ならば会議室として作られている場所なのに、音も良かったです。

一曲目の武満徹さんのレクイエムは、しんみりしましたが、次のラヴェルは明るい曲でした。
確か、このラヴェルの曲は飛行機の中で観た劇場版「のだめ」に使われてたと思います。
わたしは「のだめ」はその一作しか見た事がなくって詳しくありませんが、私が見たのは確か「最終楽章(?)」ってタイトルでパリが舞台でした。
それでノダメちゃんがこの曲を先輩(玉木宏)と一緒に演奏したい!と思ったのに、玉木宏がのだめのライバルの韓国人(だったかな?)と一緒に演奏しちゃってノダメがショックを受ける、というエピソードのある曲だったと思います。

で、この曲には色んな音が使われていて、聴いていてとっても楽しくなるので好きです。
ピアニストの萩原麻未さんはパリでお勉強されていた方で、私のお友達のお友達だそう。
最近何か大きなタイトルを貰ったみたいです。
入賞曲がこのラヴェルだったそう。
私はちょうど彼女の手元が見える場所に座っていましたが、どうやって弾いているのかさっぱり分からないくらい早い動きでした。素晴らしかったです。

そして休憩を挟んでドボルザークの新世界。
新世界は昨年Saint Sulpice教会のコンサートへ行った時にも聴いたので、パリで聴くのは2回目でした。
ちょっと縁がある曲かも。
「遠き山に♪」の部分は日本人にも馴染みが深いので選ばれたのかな。
私も日本の夕暮れを思い出してしみじみしました。

更に、アンコールでは合唱隊が出てきて、オーケストラの演奏付きで「さくら」と「ふるさと」が歌われました。
「ふるさと」を聴いたら、懐かしさと被災者を思う辛さで感無量になってしまい、思わずうるっときてしまいました。

全てのプログラムが終わり、会場から出て行く人たちにお礼の挨拶をしていたら、出てくる日本人の方でハンカチで目元を拭っている人や鼻や目を真っ赤にして出て来られる方も多くいらっしゃいました。
私と同じように、感動されたようでした。

集まった義援金はおよそ2万1千ユーロ(約258万円)。
このお金はユネスコ日本協会連盟を通じて、被災地の子供たちへの支援に当てられるそうです。
私たちも少しばかり、寄付させて頂きました。

パリでは、このイヴェント以外にも義援金を募る為のチャリティーコンサートが多数開催されています。
今回、音楽を通じ、国を超えて支援を呼びかけるミュージシャンたちの姿を目の当たりにして、本当に感動。
そして、パリに居ながら日本を支援するプロジェクトをするお友達たちの行動力に関心しました。
本当、皆さん素敵です。

またこのような機会があったら、少しでも力になりたく思います。
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Luxembourgでコンサート

Tue.13.07.2010 2 comments
fete.jpg



この写真で伝わるかしら。

ソルボンヌのお友達、ヒロコさんと一緒にリュクサンブール公園でランチをしていたら、
公園の中にある舞台でアマチュア・オーケストラのコンサートの音が聞こえてきました。

もちろん無料。
アマチュアだし。

こんな綺麗な良い季節の公園で、生オーケストラまで訊けちゃうなんて最高。
映画みたいな光景でした。

パリのこういう懐の広さが好きです。

幻の楽器

Sat.08.05.2010 0 comments
金曜日。

平日は自宅と学校のある左岸から出る事は少ないけど、
週の終わりの今日は特別。
セーヌを超えて若者の多い右岸まで遊びに出掛けました。

まずはBellevilleで旦那さんの建築家のお友達と一緒に
ヴェトナム料理屋さんでディナー。
その後はGrands Boulevardsにあるバーにて、
イスラエル人のお友達の誕生日会でした。

幻の楽器と出会ったのは、
Bellevilleへ向かうメトロの中でした。

Châtletで11番線に乗り換え、座席に着く。
すると、後ろから美しい音色が聞こえてきました。

聞いた事のない優しい音。

今まで数えきれない位たくさんのミュージシャンたちを
メトロの中で見てきたけれど、
こんなに「いい」と思ったのは初めて。

たまらず後ろを振り返ると、
黒人さんが見た事のない弦楽器を演奏していました。

はっきりとは分からなかったけど、
弦は白くて細くて、全部で15から20本くらいあるように見えました。
銅の部分はシタールみたいに丸い立体を半分に切った形。

メトロを降りる前に、せめて楽器の名前だけでも訊こう、
と決心していた矢先、その人は私よりも先に降りてしまいました。

結局、楽器の名前も分からず。

11番線に乗っていれば、いつかまたあの音が聞けるでしょうか。
今夜は幻の音を思い出しながら良い夢をみます。

Tout va tres bien madame la marquise!

Mon.26.04.2010 2 comments
またフランス語のお気に入りの曲が見つかりました。

「Tout va tres bien madame la marquise」は1935年に書かれた曲。
Ray Venturaというフランスでジャズを流行させた歌手が作ったそう。

明るく楽し気な曲調に対して、歌詞が強烈なのが対照的で面白い。

内容は、お金持ちのマダムが15日間家を空けていて、久々に雇い人たちに電話をかけて近況を訊く。
すると「万事うまくいっている」が、「マダムの馬が死んでしまった」とのこと。
でもそれ以外は「Tous va tres bien」だそう。

他の召使いに電話し、馬が死んでしまったことを言う。
すると今度は「馬が死んだのは厩舎が焼けたから」とのこと。
でもそれ以外は「Tous va tres bien」

この調子で歌が進んでいく。

3番では「厩舎が焼けたのはシャトーが焼けたから」
最後は「シャトーが焼けたのはムシュー・マルキーズが自殺したから。
ムシューが全部の蝋燭をひっくり返してシャトーに火がついて風が吹いて厩舎に火が移って馬が死んだ。
ただそれだけ。それ以外はTous va tres bien!」

この曲が生まれた1930年代はannees de criseと呼ばれる非常に不安定な時代。
1929年NYで始まる世界恐慌の波を受け、世界は大荒れの時代に入る。
1933年には隣国ドイツでナチス政権が成立、1936年からはスペインで内乱が勃発。
フランスは1931年から本格的に経済危機に陥り、35年から36年にかけ、至る所でストライキが起こる。
そして36年5月、初めての左派政権Front Populaireが成立。

特にこの曲は1936年の大規模な工場労働者たちのストライキの最中に歌われていたそう。
世の中では嫌な事ばかり起こっているけど、「Tous va tres bien」と思いたい気持ちが伝わってきます。


http://www.youtube.com/watch?v=rdLUV0hhYZY

paroles

Allô, allô, James, quelles nouvelles
Absente depuis quinze jours,
Au bout du fil je vous appelle
Que trouverai-je à mon retour ?

Tout va très bien, madame la Marquise
Tout va très bien, tout va très bien
Pourtant il faut, il faut que l'on vous dise
On déplore un tout petit rien
Un incident, une bêtise,
La mort de votre jument grise
Mais à part ça, Madame la Marquise
Tout va très bien, tout va très bien !

Allô, allô, Martin, quelles nouvelles
Ma jument grise, morte aujourd'hui ?
Expliquez moi, cocher fidèle,
Comment cela s'est-il produit ?

Cela n'est rien, madame la Marquise
Cela n'est rien, tout va très,
Pourtant il faut, il faut que l'on vous dise
On déplore un tout petit rien
Elle a périt dans l'incendie
Qui détruisit vos écuries
Mais à part ça, madame la Marquise
Tout va très bien, tout va très bien !

Allô, allô, Pascal, quelles nouvelles
Mes écuries ont donc brûlé ?
Expliquez moi, mon chef modèle
Comment cela s'est-il passé

Cela n'est rien, madame la Marquise,
Cela n'est rien, tout va très bien !
Pourtant il faut, il faut que l'on vous dise
On déplore un tout petit rien
Si l'écurie brûla madame,
C'est qu'le château était en flamme,
Mais à part ça, madame la Marquise
Tout va très bien, tout va très bien !

Allô, allô, Lucas, quelles nouvelles
Notre château est donc détruit ?
Expliquez moi car je chancelle !
Comment cela s'est-il produit ?

Eh! bien voilà, madame la Marquise
Apprenant qu'il était ruiné
A peine fut-il rev'nu de sa surprise
Qu' Monsieur l'Marquis s'est suicidé

Et c'est en ramassant la pelle
Qu'il renversa toutes les chandelles
Mettant le feu à tout l'château
Qui s'consuma de bas en haut
Le vent souflant sur l'incendie,
Le propageant sur l'écurie
Et c'est ainsi qu'en un moment
On vit périr votre jument

Mais à part ça, madame la Marquise
Tout va très bien,tout va très bien !

ye yeについて

Sat.24.04.2010 2 comments
フランスで60年代に流行したアメリカやイギリスのロックの影響を受けた音楽をye yeと呼ぶそう。
(イエイエと読む。)

ラジオが普及し初めたこの当時、英米の音楽が耳に入って来るようになったものの、フランス人たちには何と言っているか分からず、ただ「イエイエ、ドンドン、フーフー」と言っているように聞こえた事が名前の由来になっている。らしい。

なかなか良いネーミングセンスです。

今通っているソルボンヌの文明講座で習いました。

イエイエの代表作として先生に見せられた映像は、ものすごい衝撃的でした。
フランスの大スター、Claude FrancoisのBelles Belles Bellesという曲。
彼のダンスの動きが人間だとは思えないほどすごいのです。

http://www.youtube.com/watch?v=m3LYr35pnxA

いったい、彼の上半身と下半身は繋がっているのだろうか。

最近、この曲が頭から離れません。

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